デニムの洗い加工は、料理に似ているかもしれません!
包丁の代わりにドリルを握り
まな板の代わりに馬を使って
鍋の代わりに 巨大な洗濯機
調味料には、様々な薬品
食材(デニム)をどのように料理(加工)するかによって、
最終的な味(顔)が変わるから…
デニム業界でたまに出てくる3Fという言葉…
1、Fit
2、Fabric
3、Finish
綺麗な形のパンツでも…
とてもいい生地だとしても…
洗い加工が上手かったとしても…
すべてのバランスが合っていないと、いい商品にはならないと思います。
SAABの加工は、そんなFITや生地の特性を生かしながら、
手間暇かけて、丁寧に料理をしていきます。
ヒゲを付けたり、見ごろを擦ったりといった単純作業も
綺麗に見えるように…自然な雰囲気になるように…
時間や重さを調整しながら、自然なアタリ感が出るように
スターンウォッシュにもこだわり
いろいろな薬品を使いながら、時間や温度の管理を徹底して 確認作業をこまめにしながら、
希望の顔を作ります。
大味で粗削りの加工もあれば、
じっくりコトコト 時間をかけて洗う加工、
水で洗うだけの加工、etc…
そんないろいろな加工がある中で
なんだかんだベーシックな商品ほど、難しい気がしています。